2021年2月1日
経済社会の健全な発展のために
日本消費経済学会 会長 片山 富弘
この度、日本消費経済学会の会長に就任しました片山富弘です。本学会は1976年に設立され、2021年に46周年を迎えております。本学会の目的は、経済社会の健全な発展のために消費者の立場から経済活動を分析し、そこに発生する諸問題を解明・解決することにあります。また、本学会の特徴として、消費経済の問題を多角的にアプローチする研究者の集団であるといえます。
しかし、2020年はコロナショックともいえる環境の変化によって、大学教育や研究の活動に制限があり、部会活動や全国大会などに影響が出ています。チャールズ・ダーウィンの「強いものが生き残るのではなく、変化に適応できるものが生き残れる」との名言のように、本学会においても、積極的に社会の変化に適応していかなければなりません。その意味でも、会員の皆様の研究の深化を願ますとともに、学会運営にも、何卒ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。